【2020年春アニメ】「八男って、それはないでしょう! 」9話、10話感想。

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©Y.A/MFブックス/「八男って、それはないでしょう!」製作委員会

みなさま、こんにちは。 

今回は、2020年春アニメ「八男って、それはないでしょう!」9話と10話の感想をお届けします。 

異世界で貧乏貴族の八男ながら、将来有望な貴族“ヴェル”になった元サラリーマン。確実に富と地位を手に入れて行くヴェルですが、そんな彼を追い落とそうとする存在が現れてきます。

TVアニメ「八男って、それはないでしょう!」公式サイト

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第9話「嫌われ者って、それはないでしょう!」

古代遺跡探索により、1人あたり金貨200万枚という莫大な報酬を得たヴェルたち。
王都から拠点を移そうと考えるヴェルに、アームストロングはヴェルが後腐れなく王都をあとにできる様、“ヴェル死亡説”を流した犯人を突き止めると言い出す。

その時初めてヴェルは、自分に死亡説が出ていたことを知るのだった。

成功者とは、他人から妬み嫉みを持たれ、自分では知らない所で嫌われるもので、ヴェルの死亡説はそのような感情からくるものだとアームストロングは指摘する。

実際、エルヴィンたちもヴェルと一緒にいるだけで嫌がらせを受けているらしい。
今回の膨大な報酬で、ますます妬まれることを想像したエルヴィンたちは、冒険者ギルドの分配金制度を利用し、ヴェルに自分たちの取り分を譲ることにするのだった。

王都のある場所では、ヴェルと彼に肩入れする貴族たちを追い落とそうと考える、ルックナー会計監査長と数名の貴族たちが密談をする中、フードをかぶった怪しげな人物がヴェルの身辺に現れようとしていた。

拠点を移す為、ヴェルは王都の屋敷を任せられる信頼のある人物はいないかと考えを巡らせる。エルヴィンたちに相談したところ、武芸に秀で、財務に強く、ヴェルへの忠誠心が高い人物として、ローデリヒの名前が上がる。

長年、ヴェルに仕えることを切望していたローデリヒは感涙にむせびながら、ヴェルの申し出を快く引き受けるのだった。

その時、不審者の気配を感じたヴェルたち。ローデリヒは“ヴェル死亡説”を流した人物ではないかと疑い、犯人捜しの行動にでる。

王都から早めに離れるべきだと言うローデリヒに対し、ヴェルはまだやりたいことが残っていると言い、魔法ギルドへと向かう。そこでヴェルは、“頭でイメージしたものを引き寄せることが出来る魔法陣”を使い、あるものを手に入れる。

一方、犯人捜しをしていたローデリヒは、ルックナーが不審な動きをしていることに気付くのだった。 

ヴェルは王都でお世話になった人たちを招き、酒宴を開く。そこで魔法ギルドの魔法陣で引き寄せたマグロのさしみを振る舞うが、さしみを食べたことがない人たちはとまどう。そんな彼らにヴェルは自作したしょうゆで食べることを勧め、称賛されるのだった。

その席でヴェルは、ローデリヒから“ヴェル死亡説”を流したのはルックナー会計監査長だと聞かされる。財務卿の兄をその座から引きずり降ろすために、弟のルックナー会計監査長はヴェルを利用したのだ。その上、ヴェルが本当に亡くなった時のことを考え、ヴェルの実家に使いを送っていた。

その内容は、ヴェルの死亡後、財産の全てを長兄・クルトの嫡男に相続させる準備があるというものだった。

実家をも巻き込んだ権力争いに呆れるヴェルに対し、ローデリヒはしばらくの間、ルックナー会計監査長は大人しくなるだろうという。
ローデリヒはある噂を流していた。ヴェルが遺跡内で死にかけたことはルックナー会計監査長の陰謀だと。その噂は王宮内でも広がり、ルックナーは国王に呼び出されるのだった。

ローデリヒの策略を聞いたヴェルは、よく犯人が分かったものだと驚くが、ローデリヒには最初から犯人の目星がついていたのだ。

首謀者のルックナー会計監査長はローデリヒの父親で、ルックナーがどんな人物かよく知っていた。ルックナーは商人の娘であるローデリヒの母親をかえりみず、息子である自分も認めていない。自分にとって、血のつながりほど信用できないものはない。とローデリヒは言い放つのだった。

談笑する人たちに前に、扉を壊し屋敷に侵入してきた一人の少女。

身構えるヴェルたちだったが、その少女はヴェルには目もくれず、さしみを食べ始める。彼女の名はヴィルマ・エトル・フォン・アスガハン。エドガー軍務卿の娘で「英雄症候群」という体質の持ち主だった。


©Y.A/MFブックス/「八男って、それはないでしょう!」製作委員会
画像引用:TVアニメ「八男って、それはないでしょう!」公式サイト

体質のせいで大食漢のヴィルマは、ヴェルがちゃんと食べさせてくれる人物か調べていたという。ヴェルたちが感じた不審者は彼女だったのだ。

怪力であるヴィルマを、身辺警護にしてはどうかとヴェルに勧めるエドガー軍務卿。ヴェルは王都を離れたあとは、冒険者として生活をしたいので身辺警護はいらないと断るが、エドガー軍務卿から“化け物退治”に行くのではないのか?と言われる。そしてヴェルは、同席していたブライヒレーダー辺境伯から、ある依頼をされるのだった。 

ルックナー会計監査長からの手紙の内容を知ったクルトは、ヴェルの財産が転がり込んでくることに、喜びを隠せないでいた。しかしそんな彼の目の前に、死んだはずのヴェルとその仲間たちが姿を現す。

今回のヴェル、独立への道

・古代遺跡探索の報酬として、金貨200万枚獲得。
(その後エルヴィン達4人から報酬が譲渡され、合計金貨1000万枚獲得となる。)

「八男って、それはないでしょう! 」第9話、感想

今回のお話は、貴族の陰謀に巻き込まれつつあるヴェル。といったところでしょうか?

エルヴィンたち、莫大な報酬をヴェルに譲渡って・・・管理人ならたぶんしないなぁ。譲渡(笑)
やっとローデリヒさんのラブコールがヴェルに届いて良かった。
ちなみに、第1話で開拓の指示をしているのが、この人だと管理人が気づいたのは少し前です・・・。

突然現れたヴィルマ。陰謀がらみなのか?と思っていたら、腹ペコ少女だった。しかも、またもや側室候補。(もう、驚かないぞ。)今回もギャグシーンが何か所かありましたが、この作品のギャグシーンは何故か笑えない管理人です。(純な気持ちが無くなって来てるのか??)

ヴェルの巨額の富が転がり込んでくると思ったクルト兄さん。喜んだのもつかの間、目の前にヴェルが現れて、この先どう行動するのか。次回が見もの??

第10話「クレーマーって、それはないでしょう!」

ヴェルが、クルトのもとに姿を現した理由。それは、先代ブライヒレーダー辺境伯が15年前に行った“魔の森”への遠征によって亡くなり、アンデット化した兵士たちの浄化をするためだった。

久しぶりの実家に、少し懐かしさを感じるヴェルだったが、クルトの怒号により現実に引き戻される。

“魔の森”がヴェルの実家であるバウマイスター騎士爵領内にあるというところから、浄化後の遺品、そして狩ることになる魔物に対する上納金の話を穏便に進めようとするブランターク。

しかしクルトは、横柄な態度を取り、浄化作戦で兵を出すつもりはなく、ヴェルたちが狩る魔物の上納金にしか興味を示さなかった。そして、上納金の相場は3割だと聞いたクルトは、5割をヴェル達に提示し、嫌ならば帰れと言い放った。

亡くなった領民たちの遺品も取り戻すと聞いた次男のヘルマンが、険悪なムードになりつつある場を取り持とうとするが、クルトは貧しい領民が金になるような遺品を持っているはずがないので回収は必要ないと言い出す。

その後もクルトの横柄な態度は続き、ますます険悪なムードになって行くのだった。

その夜、村落会合に出席したクルトは、ひとりの老人から“魔の森”で亡くなった領民を浄化するために、ヴェルが帰ってきたのは本当かと聞かれる。その言葉に動揺する他の領民たちに、クルトは苛立つのだった。 

ヘルマン宅で晩御飯を取っていたヴェルは、クルトからの嫌われように、少し落ち込んでいた。その理由は、“竜殺しの英雄”に次期当主の座を奪われるのではないかとクルトは恐れているのだと、ヘルマンは言う。

御家騒動に巻き込まれないうちに、ここを去ろうとヴェルたちは思うのだった。

©Y.A/MFブックス/「八男って、それはないでしょう!」製作委員会
画像引用:TVアニメ「八男って、それはないでしょう!」公式サイト

“魔の森”での浄化作戦を開始するヴェルたち。領民のゾンビたちを1か所に集めて浄化し、遺品を回収するが、魔物のゾンビが大量に姿を現す。
人間では到底倒せないような魔物を倒したのは、ヴェルの師匠・アルフレッド。ヴェルは改めて、自分の師匠の凄さを感じるのだった。

浄化作戦を成功させたヴェルに感謝を述べながら、回収された遺品を確認する領民たち。
そんな彼らの前にクルトが姿を現し、回収された剣や鎧は供養が済み次第、鍛冶屋に差し出せと言うのだった。遺骨の変わりに遺品を墓に埋めたいという老人に対し、クルトは、武具を再利用することは領地の発展になるといって聞き入れない。

見かねたヴェルはクルトに意見するが、聞く耳を持たない。そして、鉄があれば遺品は取り上げないというクルトの言葉に、ヴェルは魔法の袋から巨大な鉄の塊を取り出し、クルトに渡すのだった。

無事に依頼を果たしたヴェルは、これで実家とおさらば出来ると安堵するが、依頼主であるブライヒレーダー辺境伯から実家で待機をしておくようにと言われる。

実家に舞い戻ったヴェルたちは、ヴェルの父の側近であるクラウスに、明日行われる埋葬式に参列してはどうかと言われるのだった。

次の日、埋葬式に参列したヴェル。そこには次期領主であるクルトの姿は無かった。

その夜、領民たちとの酒宴を楽しむヴェルは、クルトの妻であるアマ―リエが二人の息子を伴い、埋葬式の祭壇に祈りを捧げる姿を見る。久しぶりのアマ―リエとの会話に、少し気分を和らげるヴェルだったが、その後、声をかけてきたクラウスに、思いがけないことを言われる。

それは、この地の次期当主になって欲しいということ。領民からの願いであり、ヴェルの身辺や王国内での立ち位置を考えたクラウスの願いでもあった。そして、ヴェルをバウマイスター家の次期当主と考えているのは王宮の考えでもあるはずだというクラウス。

そこにブランタークが現れ、クラウスの考えを肯定するのだった。

王宮はヴェルがここの領主となることを望んでいると。

今回のヴェル、独立への道

・“魔の森”でのゾンビ浄化作戦成功により、領民から信頼を得つつある。
・次期当主の確率が上がる。

「八男って、それはないでしょう! 」第10話、感想

ますます、クルト兄さんの株が下がる回。当主の座を奪われる。という危機感はマックス状態のようです。しかも、ヴェルの財産が手に入ると思った矢先にヴェルの生存を知り、その上帰郷となれば、凱旋に見えたのでは。

ヴェルの性格を理解していれば、上手く立ち回れそうなのに、お山の大将のクルトには無理のようです。

対象的なのがクルトの奥さんであるアマ―リエ。慎ましく生きることを望む彼女は、クルトには勿体ない奥さんです。2人の息子、可愛いぞ。

今回、管理人が??と思ったのが、ゾンビをおびき出すシーン。悪口を言っておびき出すって・・・。しかも戦闘シーンは相変わらず皆無でした。

次回、ヴェルは次期当主の座を奪う作戦に出るのでしょうか?

「八男って、それはないでしょう! 」第9話、第10話、感想まとめ

残りあと2話ですが、やっと盛り上がりを見せてくれるのでしょうか?

9話でヴェルは、自分が知らないうちに貴族たちの権力争いに巻き込まれていることを知った訳ですが、どこか他人事のように思っているようで、なんとも。

10話では、クルトから一方的な敵意を向けられるヴェル。

次期領主として不安視されているクルトから、ヴェルは次期当主の座を奪い取ることになるのか。というのが、最終的にこの作品の盛り上がり部分なのでしょうか?

あと2話。完走したいと思います。

 

以上。「八男って、それはないでしょう! 」9話、10話の感想。でした。ではでは。


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めーみ
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