みなさま、こんにちは。
「ワールドトリガー」アニメ新シーズンの制作が決定しましたね。
ち密な世界感、仲間との絆とチーム戦が面白い本作が、またアニメで見られるのはうれしい!
第1期の終了が2016年ということもあり、今回はワールドトリガーの物語を、少し復習したいと思います。
「ワールドトリガー 」アニメ基本情報
出版社:集英社
レーベル:週間少年ジャンプ(2013年~2018年)、ジャンプスクエア(2019年~)
巻数:既刊21巻(2019年12月)
ジャンル:サイエンス・ファンタジー、バトルアクション
アニメーション制作:東映アニメーション
キャラクターデザイン:海谷敏久、鶴田仁美
音楽:川井憲次
アニメ放送期間、話数:2014年10月~2016年4月 全73話
2016年に、作者である葦原大介さんが体調不良で休載され、再開は未定とされていましたが、2018年には連載が再開。
2019年12月、公式サイトにてアニメ第2期の制作が発表されました。
「ワールドトリガー」あらすじ
ある日、三門市で異世界への「門(ゲート)」が開き、後に「ネイバー(近界民)」と呼ばれる怪物が現れる。
地球上の兵器が効かないネイバーたちの侵攻に恐怖する人々だったが、謎の一団によって、ネイバーたちは撃退される。一団は「界境防衛機関(ボーダー)」と名乗り、ネイバーに対する防御体制を整えるのだった。
4年後。三門市の中学校に通う三雲修(みくも おさむ)のクラスに、空閑遊真(くが ゆうま)という少年が転校してくる。不思議な少年・遊真との出会いによって、修の運命は大きく変わっていく。
「ワールドトリガー」の登場人物
個性的なキャラクターが多い「ワールドトリガー」の中から、メインとなる登場人物を復習!
空閑 遊真(くが ゆうま)
・父の遺言に従い、父の友人に会うため、こちら側の世界にやってきた近界民(ネイバー)
・実戦経験が豊富で、黒トリガーを用いた戦闘では、A級部隊を圧倒する実力をもつ。
・合理的な思考の持ち主で、感情的に動くことがない。
・声優:村中知さん
三雲 修(みくも おさむ)
・遊真が転校してくる前から、C級隊員(訓練生)として「ボーダー」に所属していた。
・身体能力、トリオン能力共に低いが、状況判断に長けている。
・真面目で正義感が強く、勇敢。面倒見がいい。
・声優:梶裕貴さん
雨取 千佳(あまとり ちか)
・友人と兄をネイバーによって誘拐されている。
・膨大なトリオン能力を持つため、常にネイバーに狙われる存在。
・大人しく、控えめな性格で、運動が苦手。
・声優:田村奈央さん
迅 悠一(じん ゆういち)
・自称「実力派エリート」、黒トリガーを持つS級隊員。
・古参のボーダー隊員で、「未来を予知する」サイドエフェクトを持っている。
・いつも飄々としているが、兄貴分的な存在で、信頼も厚い。
・声優:中村悠一さん
レプリカ
・豊富な知識を持ち、遊真のサポートと助言をする。
・迅いわく、「レプリカ先生」
・声優:田中秀幸さん
「ワールドトリガー」の世界観
「ワールドトリガー」の世界観も少し復習です。
三門市(みかどし)
主人公たちが住む街。ボーダー本部を中心に警戒区域(無人区域)が作られ、住民は警戒区域外の市街地で生活している。ボーダーは独自の技術を使い、ネイバーの出現を警戒区域に集め、防衛任務に務めている。
現実の地球上の世界のように思われるが、異なる12星座を使用しているなど、完全に同一とは言えない。
ネイバー(近界民)
「あちら側の世界」の住民。「こちら側の世界」の人間と変わらない。三門市の一般市民は「トリオン兵」のことをネイバー(近界民)だと誤認している。「こちら側の世界」の人間のトリオンエネルギーを狙い、トリオン兵を送り込んでくる。
- 近界(ネイバーフッド)
近界民(ネイバー)が住む世界。「あちら側の世界」ともいわれている。
宇宙のような空間に一定の軌道を周回している「惑星国家」と、一定の軌道がない「乱星国家」がある。頻繁に戦争が行われている。 - トリオン兵
近界の兵器。捕獲用、攻撃用、爆撃用など様々な種類が存在する。トリガーが唯一の有効武器で、既存の兵器の攻撃は効かない。
トリガー
人間のトリオンエネルギーを用い、武器などに変換できる道具。ボーダーが使用、管理しており、元々はネイバーのテクノロジー。
通常のトリガーは「ノーマルトリガー」と呼ばれ、剣や銃などの攻撃用、トラップ用の特殊工作用トリガーなどがある。
- 黒トリガー
優れたトリオン能力を持つ人物が、命と全トリオンエネルギーを注いで作ったトリガー。
作った人物の人格が反映されるため、使用者を選ぶ。ノーマルトリガーを遥かに上回る性能があり、適合者は所持した時点でS級隊員となる。
トリオン
トリガーの原動力となる生体エネルギー。
心臓の横にあるとされる、目に見えない臓器から分泌されている。エネルギー量は個人差がある。
「ワールドトリガー」第1期ってどこまでだった?
「ワールドトリガー」第1期の物語を、簡単なあらすじで復習します。
(ネタバレ注意。話数は、アニメ版での話数です。)
邂逅編(第1話~第6話)
あらすじ
三門市に住む中学生、三雲修(みくも おさむ)は、周囲に隠しながらボーダーのⅭ級隊員をしていた。
ある日、修のクラスに不思議な少年・空閑遊真(くが ゆうま)が転校してくる。
ネイバーの出現にたまたま出くわした修は、ボーダー隊員として戦うが歯が立たず、絶体絶命な状況に追いつめられる。そのピンチを救ったのは転校生の遊真だった。
彼は黒いトリガーを用いネイバー(トリオン兵)を簡単に倒すと、自分はネイバーで亡き父の友人を探しにこちらの世界にやってきたと修に告げる。
修は、こちらの世界に馴染めない遊真を監視し、行動を共にすることを決めるのだった。
そんな中、ふたりはS級隊員である迅悠一(じん ゆういち)と出会う。
イレギュラーな場所に出現するネイバーの謎を調査していた迅は、遊真とレプリカの情報をもとに、原因となっているトリオン兵の一掃作戦に成功する。
そして修は、一掃作戦の功労者のひとりとして評価され、B級隊員へ昇格するのだった。
修が遊真と出会うことから始まる「ワールドトリガー」。のちに三雲隊の一員となる、雨取千佳も登場。千佳ちゃんのトリオン量の多さにビビる・・・
「実力派エリート」迅さんの機転(暗躍w)が素晴らしい。
黒トリガー争奪戦編(第7話~第16話)
あらすじ
防衛任務での修の働きに、疑問をもっていたA級7位三輪隊の隊長、三輪 秀次(みわ しゅうじ)は、修がネイバーと関わりを持っているのではないかと疑う。
ネイバーである遊真の存在に気づいた三輪隊は、討伐しようとするが、遊真の黒トリガーに返り討ちに会い、迅の仲裁によって戦闘は収束する。
ボーダー本部指令の城戸は遊真を始末し、黒トリガーを回収しようと画策するが、それに対し迅は、遊真を自身が所属する「ボーダー玉狛(たまこま)支部」へ入隊させることで、遊真の身を守ろうと考える。
一度は入隊を断った遊真だったが、ネイバーに誘拐された友人と兄を助けるため、ボーダー入りを希望する雨取千佳を修と手助けするために入隊を決意する。
遊真の黒トリガーを奪うために、A級上位の混成部隊が玉狛支部に向かうが、その前に迅とA級5位の嵐山隊が立ちはだかる。
嵐山隊の援護を受け、迅は黒トリガー「風刃」を使い、混成部隊に勝利する。
その後、迅は自らの黒トリガー「風刃」を本部に返却する代わりに、遊真の黒トリガー回収を撤回させ、ボーダー入隊許可を取りつけることに成功する。
迅さんvs太刀川さん、風間さんの戦闘が一番の見どころ。
「風刃」を本部に返す迅さんに「えー。もったいない!」と心の中で叫んだ管理人です。
迅さんは、師匠の形見でもある「風刃」に未練がないわけではなく、自分に言い聞かせる様なセリフをつぶやいているので、未来視による選択でもあったんでしょうね。(でも、ちょっとせつないわ~。)
ボーダー入隊編(第17話~第21話)
あらすじ
遊真と千佳は念願のボーダー入隊を果たす。入隊初日の訓練で、既に実力者である遊真は周囲から注目を集め、千佳は能力の高さを見せる。
迅が黒トリガーを返却したことに疑問を持つA級3位の風間 蒼也(かざま そうや)は、遊真たちの付き添いに来ていた修に目をつけ、模擬戦で修の実力を測ろうとする。
風間に惨敗した修は、迅が遊真のために黒トリガーを手放したことを、風間から聞かされる。
自分たちを思う迅の行動に奮起した修は、風間に再度模擬戦を挑み、どうにか引き分けに持ち込むことに成功する。
A級の風間と引き分けたことで、周囲に注目されるようになった修は、ひとりの少年から模擬戦に誘われる。少年の名前は緑川 駿(みどりかわ しゅん)、A級4位の隊員だった。
迅に憧れる駿は、迅に目をかけてもらい、玉狛に転属した修を大勢のギャラリーの前で恥をかかせようと考えていた。そして修は駿に一度も勝てず、周囲から馬鹿にされる。
修と駿の模擬戦を見ていた遊真は、駿の考えを見抜き、駿に模擬戦を申し込む。そして、8勝2敗という成績で勝利した遊真は、修への謝罪を駿に要求するのだった。
その頃ボーダー上層部では、近いうちに起きると考えられるネイバーの大規模侵攻への対策会議が行われていた。
遊真は安定の強さ。千佳ちゃんは、膨大なトリオン量で壁ぶち抜き・・・。
修は弱いながらも根性を見せました。
修をさらし者にした駿に対し、静かに怒る遊真が印象的。
そんな生意気な駿ですが、迅さんの前だとワンコになってます。
レプリカ先生によって、近界のことが語られるのも見どころ。
大規模侵攻編(第22話~第37話)
あらすじ
ボーダーの予見どおり、三門市に無数の門が開き、近界の軍事大国である「アフトクラトル」からの侵攻が開始される。その兵力は4年ほど前に行われた大規模侵攻の数倍だった。
Ⅽ級隊員である千佳を市街地へ逃がした修は、遊真と共にトリオン兵の討伐に向かう。
忍田(しのだ)本部長の指揮のもと、トリオン兵と互角に渡り合うボーダーだったが、新型のトリオン兵の出現により、苦戦を強いられる。
戦闘範囲が、市街地へと広がりつつあることを知った修は、トリオン兵討伐の命令を受けた遊真と別れ、嵐山隊の木虎 藍(きとら あい)とともに、千佳たちⅭ級隊員と合流する。
新型トリオン兵に遭遇し、戦う修と木虎は、アフトクラトルの真の目的がⅭ級隊員の捕獲だと気づくが、木虎は新型トリオン兵に捕獲されてしまう。
絶体絶命の修たちを救ったのは、玉狛第一の木崎 レイジ(きざき れいじ)小南 桐絵(こなみ きりえ)烏丸 京介(からすま きょうすけ)の3人だった。彼らは新型トリオン兵を倒し、木虎を助け出すが、その姿は「トリオンキューブ」に変化していた。
想定外のボーダーの抵抗にアフトクラトルは、ランバネイン、ヒュース、そして黒トリガーを使うヴィザ、エネドラの4人を新たに投入する。
そんな中、千佳は膨大なトリオンエネルギーの持ち主であることをアフトクラトルに知られてしまい、執拗に狙われるようになる。
そして確実に千佳を手に入れようと、大規模侵攻の司令官・ハイレインが黒トリガー使いのミラと共に姿を現す。
ハイレインが待つ黒トリガーの攻撃によって、千佳は「トリオンキューブ」にされてしまい、修は烏丸、三輪たちボーダー隊員、そしてレプリカの力を借り、千佳を守りながらボーダー本部へと急ぐ。
修と千佳がボーダー本部にたどり着くこと。それは迅のいう「未来への分岐点」だった。
6人の人型ネイバーとの戦いが一番の見どころ。そして忍田本部長が強い!(さすが草尾さんキャラ(笑))、エネドラ役の古川登志夫さんの悪役っぷりもいいです。あと、迅さんの暗躍ww。終盤の千佳獲得攻防戦は、息もつけないほどの展開。そしてレプリカ先生が・・・
Bランク戦編(第38話~第48話)
あらすじ
アフトクラトルの侵攻を、どうにか乗り切ったボーダー。しかし修は、千佳を守ることに成功するが、重症を負い、遊真はレプリカを失ってしまった。
一命をとりとめ、回復へと向かっている修のもとに、ボーダー本部の唐沢(からさわ)が現れ、修をボーダーの記者会見場へと連れて行く。
そこでは、Ⅽ級隊員が狙われた原因が、あるひとりの隊員(修)の行動によるものではないかと追及されていた。
記者たちの前に進み出た修は、ネイバーに連れ去られた人たちを助けに行くと言い、司令官・城戸もまた、奪還計画があると記者たちに告げたことで、その場は治まるのだった。
A級になり、近界への遠征チームに選ばれることを、改めて目指すことになった修は、B級へ昇格した遊真、千佳とチームを組み、B級のランク戦に挑む。
ランク戦はやはり面白いです。チームの特徴によって繰り広げられる戦術、戦略がすごい。隊員ひとりひとりの物語も描かれていて、仲間っていいなーと思います。女の子ばかりの「那須隊」がいい雰囲気。村上くんのサイドエフェクトってある意味最強??あと、諏訪さんのキャラが結構好き。
逃亡者編(第49話~第63話) ※アニメオリジナルストーリー
B級ランク戦の最中、三門市に未知のトリオン兵が出現する。
それを予知していた迅悠一は、A級1位の太刀川と応戦する。その時迅は、ある未来を見ていた。
B級ランク戦を順当に勝ち進む玉狛第2(三雲隊)。B級上位チームとの戦いを前に、修たちは三門市近隣の四塚(しづか)市で強化合宿を決行する。
ある時、修、遊真、千佳は未知のトリオン兵に襲われる。今までとは違うトリオン兵に戸惑いながらも戦う3人の前に、トリオン兵を操る少年と謎の少女が現れる。そして、千佳の膨大なトリオンエネルギーに目を付けた少年は、千佳を人質に取るのだった。
少年はゼノ、少女はリリスと名乗り、乱星国家エルガテスから逃げてきたという。2人はこちら側の世界にいる間、自分たちを匿って欲しいと修と遊真に頼む。千佳を人質されている修たちは、やむなく行動を共にすることになった。
同じころ、三門市以外の都市で未知のトリオン兵の出現が頻繁になり、市民を巻き込む事態になっていた。それはゼノ達を追う、ギーヴとカロンの仕業だった。
未知のトリオン兵と対峙するボーダー。そして修たちがリリスの秘密を知った時、迅の見た未来が動く。
始めアニオリとは知らなかった管理人。新キャラが浮いてる感じがあったのは、だからか。と納得しました。ファン内では賛否のあるエピソードですが、冒頭の迅さんと太刀川さんの(少しだけ)共闘シーンが見られて良かったです。原作がアニメに追いついた時の、よくある緊急エピソードですが、これまでに登場したキャラクターたちの一面が見られます。
Bランク戦編(第64話~第73話)
エルガテスのトリオン兵との戦いにより、中断していたBランク戦が再開される。
修たち玉狛第2は、B級上位の二宮隊、影浦隊、東隊との対戦に備えていた。
ある時、修と千佳のもとに二宮隊の隊長・二宮 匡貴(にのみや まさたか)が訪れ、ある人物の話を聞かせてほしいと2人に言う。その人物とは、千佳の兄である雨取 麟児(あまとり りんじ)のことだった。
修は二宮の話から、麟児の失踪に元・二宮隊の隊員、鳩原 未来(はとはら みらい)が係わっていることを知り、情報の提供を二宮に頼むが、遠征チームに入れない隊員に情報を提供しても意味がないと言われ断られるのだった。
トップチームたちとのBランク戦当日。玉狛第2は実力者たちの猛攻にさらされる。
早々に打ち取られる修。窮地に立たされる千佳。そして遊真は5人との乱戦に単独で挑むこととなる。
Bランク戦に敗北し、打ちひしがれる修は、風間から指摘された「隊長の務め」を改めて考え、チームの為にある決断をする。それは迅悠一を玉狛第2に迎え入れることだった。
しかし迅は、あることを理由に修の誘いを断り、自分以外に「適任者」がいると告げる。
そんな中、忍田本部長から新たな惑星国家からの襲来が明かされる。迅の予知を軸にし、ボーダートップチームが秘密裏に対応することが決定される。
そして、B級ランク戦の最中、惑星国家のひとつ「ガロプラ」の侵攻が開始される。
限りなくA級に近いB級1位、2位、そして元・A級の東さんが強い。残念ながら修たちとのレベルの差が明らかに。そして迅さんの勧誘。いつか修が言いそうだと思ってましたが。チームでの迅さんも見てみたいけど、やっぱソロだよなー。大規模侵攻の際に捕虜となったヒュースとエネドラ(エネドラッド)がキーキャラかな?(エネドラ役の古川さんが、いい味出してます。)
「ワールドトリガー」まとめ
新シーズンが制作決定と知り、喜び勇んで1期を見直した管理人です。
(おかげで、記事アップの遅いこと。)
元々は友人からのオススメと、中村悠一さん出演作ということで視聴したのですが、あっという間に全話完走。ち密な設定がやはり面白いなーと再確認しました。(あと、田中秀幸さんのナレーションは、某アテナを守る聖闘士のお話を思い出します・・・)
これから!というところでアニメ1期は終了して、残念に思っていましたが、新期制作決定はうれしい!
しかし、懸念されるのは物語のストックでしょうか。作者のご病気のこともあり、内容はあまり進んでいないのでは?と。(アニメは原作コミック14巻まで消化してるみたいですね。)
2019年12月時点では、21巻まで刊行されているので、アニメ化はどの辺りまでか気になりますが、何はともあれ、アニメ化の続報を楽しみに待ちましょう。
アニメの続きが気になるので、コミックを大人買いしようかと迷っている管理人です。
以上。「ワールドトリガー」の復習でした。ではでは。
「ワールドトリガー」を見るなら。。。
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