【2019年秋アニメ】「慎重勇者 〜この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる〜 」5話～8話感想。

みなさま、こんにちは。

今回は、「慎重勇者 〜この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる〜 」5話～8話の感想をお届けします。

魔王軍四天王の2人を倒した聖哉。新たにマッシュとエルルが仲間に加わり、勇者パーティらしくなってきました。（聖哉はただの荷物持ちが増えたと思ってますが。）さて、今回の世界救済はどこまで進むのでしょうか。

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第5話 「この女神が不気味すぎる」

魔王軍四天王の一人・デスマグラを倒し、マッシュを救出した聖哉たち。マッシは己の未熟さを知り、聖哉に弟子入りを申し入れるが「荷物を運ぶならどうでもいい。」と聖哉に言われる。

マッシュは、勇者が扱う最強の武器が眠る「竜の洞窟」に一緒に行ってほしいと聖哉に言うが、行く気まんまんのリスタに対し、聖哉は「先に行くところがある。」と言って拒絶する。

「それって、まさか・・・」

神界へ戻った聖哉とリスタ。初めての神界に興味津々のマッシュとエルルだが、聖哉の目的はもちろん修行だった。

セルセウスに会う為、食堂へと向かった聖哉たちは、そこで料理の修行をするセルセウスを発見する。

「お前は一体、何をしているのだ。」

「せ、せ、聖哉さん！こんちわーっす。」

聖哉のことがトラウマになったセルセウスは、剣を捨てるつもりらしい。そんなセルセウスに聖哉は、本業に戻りマッシュの修行相手になって欲しいと言う。 

マッシュの能力を透視したセルセウスは、態度が一変。嬉々としてマッシュの修行を引き受けるのだった。

「だ、だめだ、こいつ。相手が格下と分かったとたん、この態度は・・・」

火の女神「ヘスティカ」のところへ向かった聖哉たち。炎の魔法をエルルに教えて欲しいとリスタが頼むと、ヘスティカは喜んで協力すると、快諾してくれた。

あとは、自分の修行相手を見つけるだけだという聖哉は、たまたまリスタに絡んで来た、破壊の女神「ヴァルキュレ」に目を付ける。しかし、聖哉の態度にヴァルキュレは激怒し、一足触発な状況に。そこに現れたアリアドアの仲裁により、その場は治まる。

聖哉はアリアドアから修行相手として、軍神「アデネラ」を紹介される。しかし、不気味なアデネラの様子に、リスタは引き気味。

「気持ち悪い。すごく気持ち悪い。」

聖哉の暴言も気にせず、アデネラは絶技「連撃剣」を聖哉に伝授してもいいと言うのだった。

それぞれが修行に励む中、リスタはアデネラの様子が徐々に変わって来ていることに気付き、嫌な予感を覚える。そして聖哉は、修行２日目には「連撃剣」を会得していた。

ゲアブランデへと向かうその日、聖哉たちのもとにやってきたアデネラの様子は全くの別人になっていた。冒険に一緒に連れて行ってほしい、そばにいたいと聖哉に懇願するアデネラ。

「恋！これは完全な、恋！」 

しかし聖哉は、そんな彼女に無慈悲な言葉とそっけない態度を取り、ゲアブランデへ向かおうとする。その態度にアデネラはキレ、暴れ出すのだった。

「レディ・パーフェクトリー、準備は完全に整った。」

「うぉーい！それどころじゃねーだろがぁー。」 

ゲアブランデにある「竜の洞窟」に向かう聖哉たち。洞窟内の封印の扉を開けようとするマッシュとエルルを無視し、聖哉は会得した「連撃剣」で難なく封印を解除する。

扉の中にあった魔法陣から、竜の里に導かれた聖哉たちは、そこで竜王母「リヴァイエ」と出会う。 リヴァイエはマッシュに竜変化のコツを教えるが、エルルにはその必要はない。もっと大切な役目があると言う。

それは自らの命と引き換えに、聖剣「イグザシオン」になることだった。

今回のゲアブランデ救済活動

「スキル「女神たらし」とか持ってんじゃないかしら。」

「慎重勇者 」第5話、感想

やっぱり、セルセウスさんは聖哉がトラウマになってましたね。聖哉に対する態度がまさに舎弟。そして、花柄のエプロンが笑えます。まぁ、マッシュくんが修行相手になって、少しは自信を取り戻せたかも。（聖哉のことは黒歴史ってことで。）

今回は新しい女神さまが3名登場。
まず、火の女神「ヘスティカ」エルルの修行相手で、優し気な感じですが、エルルが炎魔法のセンスがないことをはっきり言うべきだと、言っていました。優しくも厳しい正統派女神さまでしょうか。

次に、破壊の女神「ヴァルキュレ」これから聖哉にかかわって来そうですが、聖哉のスキル「女神たらし」に彼女もやられるのかが楽しみです。

最後に今回の題名にもなった不気味女神、軍神「アデネラ」セルセウスさん同様、聖哉の修行相手は、もれなく人格が変わってしまうのでしょうか？？どんな修行してるんだ？？
不気味ちゃんから乙女に変身したアデネラ、かわいいです。「聖哉―♡」に吹いた。

益々強くなっていく聖哉に、マッシュとエルルの立場が・・・自動攻撃のフェニックスでエルルのファイアーアローを叩き落としたり（邪魔扱い）、封印の扉を「連撃剣」で解除したり、マッシュとエルルの見せ場、取ってるよ。聖哉。
特に今回は、炎魔法のセンスなしと言われたり、命を代償に聖剣になれとか言われたエルルが不憫。

次回、聖哉が（たぶん）何とかしてくれることを期待します。

あ、今回リスタはあまり聖哉にからまれなかったですね。メガミックパワー使用で目に「1」が刺さるぐらい。（地べたに転がりまくってましたが。）

そして、マッシュくん。荷物持ち兼、自称弟子、そして「慎重教」の信者に！

第6話 「竜王なのにズルすぎる」

聖剣イグザシオンを得る為には、人間の容姿で生まれた竜族の女性の命を捧げることが条件だとリヴァイエは告げる。ショック受けるマッシュ、エルル。

リヴァイエは、魔王軍がすでにゲアブランデの7割を手中に収めており、世界の救済は急務だと語った。

納得がいかないマッシュに対し、エルルはみんなの役に立てることが嬉しいと、寂しくほほ笑んだ。リスタは、ゲアブランデを救済することが自分の使命だと再確認しつつも、エルルを犠牲にすることが正しいのか悩む。

そんな3人を無視するかのように、聖哉は露天商から素早さの種を購入していた。いつもと変わらない様子の聖哉に対し、リスタはエルルのことを真剣に考えて欲しいと訴える。

「こいつのなすべきことは、すでに決まっている。」

その夜、聖剣の儀の晩餐で、酒や料理を振る舞われる聖哉たち。そして時は満ち、聖剣の義が執り行われることになった。

エルルに、竜穴奈落に身を投げることを促すリヴァイエ。マッシュはこんなことは間違っていると、エルルを救おうとするが、竜族の兵士に阻まれる。

躊躇するエルルに、竜族の兵士はむりやり突き落とそうとするが、それを阻止したのは聖哉だった。

「お前は俺の荷物持ちだ。剣になっては荷物が持てないだろうが。」

イグザシオンが、魔王を倒す剣だとは信じていない聖哉。いつもと変わらない聖哉の姿を見たリスタは、リヴァイエにイグザシオン以外の方法で魔王を倒し、世界を救うと宣言する。

エルルを救おうとマッシュは行動しようとするが、宴の料理に入れられていた痺れ薬のせいで、体の自由を失ってしまう。それはリスタも同様だった。

そんな中、聖哉だけは何事もないように立っていた。 

「とかげの作ったものなど、気持ち悪くて食べられるか。」

聖哉は、料理を食べたふりをしていたのだった。そして、基本的に自分はリスタが作ったものしか食べないと言う。その言葉に感激し、身もだえるリスタ。

「ぬふっ。ぬふふふふふ。聖哉、今夜はステーキよぉぉぉ♡」 

そんな聖哉たちに呆れたリヴァイエは、痛めつけて考えを改めさせようと、自身を竜へと変貌させる。聖哉は、合成で作った剣「ドラゴンキラー」でリヴァイエに応戦する。

エルルをイグザシオンにするため、リヴァイエは呪いのアイテムを発動。それは装着した者を3分後に死亡させるという呪いだった。呪いを解く方法は、リヴァイエを殺すことしかなかった。

聖哉の強さを知ったリヴァイエは、硬化のスキルを使い、時間稼ぎしようと考えるが、聖哉は硬化の壁を崩して見せると宣言。

聖哉は素早さの種と合成剣”ドラゴンキラー”を使い、連撃剣でリヴァイエの硬化の壁に立ち向かった。

エルルを守ろうとする聖哉に、リヴァイエは聖剣になること以外、何の取柄も無いクズのような存在のエルルを何故守ろうとするのか？と問う。

「クズではない。大切な荷物持ちだ。」

そして、聖哉の作戦に嵌ったリヴァイエは戦いに敗れ、竜穴奈落へと落ちて行くのだった。その後現れた剣を、イグザシオンとして手に入れた聖哉は、ほぼ強引に竜の里を後にする。

手に入れた剣はイグザシオンではないと、リスタに指摘された聖哉は、自らが合成で作った剣であると白状する。そして、魔王を倒す違う方法を見つけるだけだと、リスタに言う。

「gonna be ok なんとかなる。」

慎重な聖哉らしくない言葉に、少し心配するリスタ。 竜の洞窟の入り口へ向かうと、そこで聖哉たちは、帝国の騎士団と遭遇する。

今回のゲアブランデ救済活動？

「あんた、私の髪の毛むしったって・・・」「それがどうした。」

「慎重勇者 」第6話、感想

やはり、勇者といえば「聖剣」ですね。仲間が犠牲になり、聖剣を手に入れるというのも在り来たり感がありますが、我らが「慎重勇者」さまは、どんな行動を取るのかが見ものでした。

まぁ、聖哉は相変わらずの通常運転でしたが、「大切な仲間」ではなく、「大切な荷物持ち」と言うところが聖哉らしいです。（今のところ、本気で「荷物持ち」と思ってるのかも知れませんが。）

今回は、ほぼシリアスな展開で、笑いのツボは少な目。「基本的に、こいつ（リスタ）が作った料理しか食べない。」と聖哉が発言したシーンが笑いのツボでした。心の声もさることながら、リスタの表情が・・・いや。女神さまだよね。
あと、聖哉によるリスタの髪の毛むしり行為。問い詰めるリスタに対し、聖哉の視線が下に行ってないですか？？まさか、聖哉・・・
（以前にも、よく似た演出があったような・・・聖哉、常習？？）

ハムスター聖哉も可愛くていいですが、今回も聖哉は普通にカッコいいです。
そして、マッシュとエルルちゃんに恋愛フラグが！って、何か今更って感じですね。

前回、今回のゲストキャラとして登場した竜王母「リヴァイエ」。声の担当が勝生真沙子さんとは豪華です。管理人が「できる女、女傑の声」といえば浮かぶ声優さんのひとりで、一族をまとめる凛とした女王の役はピッタリでした。

また、今回は魔王軍の二人がシルエットとして登場。四天王のひとり「イレイザ＝カイゼル」、そしてもうひとりは魔王「ゼノスロード」。担当声優さんも、土田大さん、藤原啓治さんとこちらも豪華。

今後、聖哉はこのふたりと、どう対峙していくのかが見ものです。そして、6話目ということで、そろそろ物語の折り返し地点でしょうか？

第7話 「この女騎士が犬っぽすぎる」

聖哉たちを待っていたのは、ロズガルド帝国の騎士団だった。助力を頼まれる聖哉たち。まずは敵情視察をするため、聖哉たちは飛行スキルを使い、オルガの砦へと向かう。

そこには、レベル30を超えるハエの大群と、それを率いる魔王軍のベル＝ブブがいた。それを迎え撃つ、戦帝の娘で守備隊長のロザリー率いる騎士団だが、無謀ともいえる戦い方に聖哉は眉をひそめる。

ベル＝ブブの目的は、勇者をおびき出すこと。勇者が姿を見せない限り、殺戮は止めないと言い、その場を去って行った。

ロザリーたちと合流した聖哉たちは、オルガの砦で戦略会議を行うことになる。
勇者の一行として紹介された聖哉たちは、快く迎えられるが、戦略会議を進めようとする帝国に対し、聖哉は「まずは身の安全を確保したい。」と言い出す。
いつものように、慎重論を語りだす聖哉。初めは興味深く聞いていたロザリーだったが・・・。

「いや。もう、ええわ！！」

聖哉の慎重論にいら立つロザリーは、戦略会議などいらない、勇者と自分を先頭に敵陣に突っ込むと言い出す。そして、聖哉も「会議など必要ない、俺の取る行動は決まっている。」とロザリーに言った。

「帰る。」「・・・・・は？はぁぁぁぁ？？」

一度神界に帰り、敵に対抗するための修行をして、こちらに戻ると言う聖哉。今のままでは勝ち目はない、先ほど敵をじっくり観察した。と言う聖哉にロザリーは、敵に惨殺されている味方を無視し、観察していたのか。と怒りだす。険悪になる聖哉とロザリー。

「お前の無策さこそが、このような死体の山を築いているのだ。」

今の発言を取り消せと、聖哉に平手打ちをしようとするロザリーだったが、反対に聖哉から平手打ちをくらう。リスタの静止を無視し、向かってくるロザリーに、何度も平手打ちをする聖哉。 

「このご時世に、フェミニズムのかけらも無し？もしかして、昭和初期？昭和初期から来た男？？」

犬のように唸り続けるロザリーを放って、聖哉たちは神界に向かうのだった。

神界に戻った聖哉たち。ハエ退治の方法は考えてあると言う聖哉に、リスタは弓の女神の元に連れていくことにする。
聖哉は弓の女神「ミティス」から、連射技「シャイニング・アロー」を教えてもらうことにした。

聖哉の修行中、どうするか悩んでいるリスタ、マッシュ、エルルはセルセウスと偶然に出会う。リスタはセルセウスから、アデネラがさらに病み、聖哉の命を狙っていると聞くのだった。

リスタはアリアドアにアデネラのことを相談するが、あの勇者ならどうにかするでしょ？と軽く流される。聖哉を心配するリスタを尻目に、アリアドアは、マッシュとエルルに秘められた力の解放を手伝うと約束する。

アデネラの様子が気になるリスタは、彼女の部屋へと向かう。そこで見たのは壁一面に書かれた「殺す」の文字と、さらに病んだアデネラの姿だった。

修行する聖哉の元に急ぎ向かったリスタは、アデネラと鉢合わせしないようにと聖哉に言うが、アデネラはリスタの後をつけていた。

本気で聖哉と戦おうとするアデネラに、聖哉は静かに近づき、頭を撫でる。その聖哉の行為にアデネラは戦意を消失。聖哉から酷いことを言われながらも、頬を染め「す、好き♡」とつぶやくのだった。

「いや。ものすっげー酷いこと言われてるけど？イケメンの「頭なでなで」ってこんなに効くの？？」

アデネラがその場からいなくなり、修行に戻る聖哉。その様子をミティスは、意味ありげな表情で見つめていた。

今回のゲアブランデ救済活動

番外
・ロザリー犬と遭遇

「な、なんだか大変だよ。犬みたいに唸ってるよ。」「放っておけ。近づくとかまれるぞ。」 

「慎重勇者 」第7話、感想

今回は、新キャラのロザリー登場です。勇気があれば何とかなる的な直情型の彼女は、慎重な聖哉とは正反対。まぁ、衝突するのは目に見えてますが、ビンタの応酬って、聖哉・・・

そして、新たに弓の女神ミティスも登場。担当声優さんが三石琴乃さんとは。ほんと、この作品はゲスト声優さんも豪華です。しかし、このミティスは何かありそうですね。

今回の笑いのツボは、やはりロザリーへのビンタの応酬とアデネラの復讐心からの恋する乙女復活シーン。

平手打ちをする聖哉を止めようとするリスタ。なんだか作画が、小学生レベルになっているのが笑えます。そして、大人げない聖哉。いやー、みんなドン引きしてるよ。

アデネラの乙女心復活は、やっぱりそうなったか。って感じです。邪魔だとか目障りだとか、うっとおしいとか言われても恋は盲目なんです。少女まんがのようなキラキラ作画がいい！

アデネラ関係といえば、セルセウスさんのヒップホップも笑ったYO！あと、リスタがセルセウスさんのこと、さま付けじゃなくなってるし。

しかし、女神の個性が凄過ぎて、ロザリーが埋もれてる気がするのは管理人だけでしょうか？そして今回リスタは、風流にゴミ扱いされてましたね。

第8話 「清楚なくせに淫乱すぎる」

アデネラの件がどうにか片付き、マッシュとエルルもアリアドアの指導のおかげで、隠れた才能を身につけることができた。聖哉の弓の修行も順調だと上機嫌なリスタ。

しかし、聖哉がミティスに弓を教わっていることを知ったアリアドアは、ミティスがなぜ新緑の森に追いやられたのかを教える。ミティスは、召喚された勇者を何人もさらい、性行為に及んだ淫乱女神で、森に男が近づくのは絶対のタブーなのだと。

新緑の森へと急ぐリスタ。そして修行の場には、全裸になり縄で木にぶら下がった状態のミティスと、その姿を怪訝な面持ちでみる聖哉がいた。

「は？こ、これ、どうゆう状況？？」

これは最終試験だというミティスは、試験のやり方（ナニにいたるまでの行動）を説明するのだった。

「いや。さらっと何言ってんの！」

3日間辛抱の連続だったと身もだえるミティスに、聖哉は躊躇なしに矢を放つ。そして聖哉は、ミティスの眉間を撃ち抜いた。

「いくら女神が死なないからって、ヘッドショットする？？この女神も勇者もめちゃくちゃだなぁ！おい！」

自ら縄を解き、全裸のまま聖哉に襲い掛かるミティス。再び矢を放つ聖哉だが、奇行を止めることが出来なかった上、ターゲットはその場にいたマッシュへ。 

「私はショタも全然行けるのでございますぅぅ。」
「神界でショタとか言ってんじゃねぇぇ。」

マッシュに襲い掛かろうとするミティスに、聖哉は「フィフスショット・シャイニング・アロー」を放ち、ようやくミティスの奇行は収まるのだった。

「レディ・パーフェクトリー、準備は完全に整った。」

オルガの砦に転移した聖哉たちは、ロザリーが単身、ハエの巣に向かったことを知り、その場へ急ぐ。

ロザリーをおとりにし、ベル＝ブブを狙撃しようとする聖哉だが、さまざまな邪魔が入り、計画通りにはいかない。
ベル＝ブブを牽制し、時間を稼ぐように聖哉に言われたリスタ。しかし、ベル＝ブブに捕まったロザリーの発言によって、聖哉の作戦がばれてしまう。

聖哉の狙撃もあり、リスタはどうにかロザリーを救うことに成功するが、ベル＝ブブは聖哉の行動を冷静に分析していた。そして、聖哉は弓の女神の限界である「セブンスショット・シャイニング・アロー」をベル＝ブブに放つが、かわされてしまう。

居場所を見つけられ、絶体絶命の聖哉。しかし、ベル＝ブブは光の魔法鳥によって傷を負っていた。それは、聖哉が放った「セブンスショット・シャイニング・アロー」の応用技だったのだ。そして、聖哉はベル＝ブブを倒すことに成功する。

弓の女神の限界を超える、凄い技に驚くリスタ。

「あぁ、鳥になって戻って来てボンッ。のことか。」
「名前、だっっさ！ネーミングセンス、急にどうしちゃったの？」 

聖哉に命を救われてロザリーだが、聖哉の戦い方は、騎士道に反する卑怯なやり方だと批判する。その態度に怒るリスタだが、聖哉は気にする様子は全くなかった。

「ワンコが「わふわふ」言ってるだけだ。」

残りのハエ退治に取り掛かる聖哉は、マッシュとエルルに新たに手に入れた力を見せてくれと言う。やっと戦闘で聖哉の役に立つことが出来ると喜ぶマッシュとエルル。 

しかしその力の使い道は、マッシュの竜化の力とエルルの魔法で、聖哉が倒したハエの死骸を手際よく集めるということだった。

いつものように炎魔法でとどめを刺す聖哉の姿をみて、へこむ二人。

「ど、どんな言葉をかければよいものやら。」

ロザリーから、伝説の鎧の話を聞いた聖哉たち。その鎧がある場所は、竜の洞窟へ向かう途中に立ち寄ったイザルの村だった。

イザルの村に向かった聖哉たちが目にしたのは、炎に包まれる村。ひとりたたずむ道具屋の主人と魔物。彼は、魔王軍の参謀で四天王のひとり「キルカプル」と名乗る。

キルカプルは異世界から魔物を呼び出し、伝説の鎧を破壊していた。そして、勇者はここで、死ななければならないと告げるのだった。

ゲアブランデ救済活動

「うん。ヘイストのおかげで手際よい。見ていてとても気分がいい。」「・・・・・」

「慎重勇者 」第8話、感想

今回は三石琴乃さん演じる、弓の女神（変態女神）ミティスに全部持って行かれた感じです。

前半で笑いのツボが盛りだくさん。「め、が、みは、死ななーい！」からの奇行が・・・そして、動きはエヴァ初号機の暴走時のようだ・・・スタッフさん、狙ってますよね。きっと。 

聖哉の貞操の危機に駆けつけるリスタですが、「どうせなら、わたしと。」と、まだまだ下心があるみたいです。まぁ、聖哉のスキル「女神たらし」を最初に受けてるからね。リスタ。 

今回もロザリーが登場してますが、やっぱり女神さまが強烈すぎて、影が薄い・・・ただの反抗的な「わふわふ」ワンコになってます。

そして、いつまでたっても報われないのがマッシュとエルルちゃん。新たな能力を身につけたのに、聖哉の扱いが・・・

最後に魔王軍四天王のひとり「キルカプル」が登場し、伝説の鎧が壊されてしまいました。伝説の剣も鎧も手に入らなくなった訳ですが、聖哉だったら何とかするんじゃない？と思ってたりします。 

何はともあれ、今回は三石琴乃さんの演技に脱帽です。お疲れさまでした。

「慎重勇者」第5話～第8話、感想まとめ

8話まで終了ということで、お話も後半へ突入といったところでしょうか？

新キャラも加わり、相変わらずのギャグ展開が面白いです。特に新たに登場した女神さまたちが、キャラ濃すぎ！ 

しかし、ゲアブランデの7割が魔王軍の手中にあるって、やばいのでは？ちらっと出てきた魔王は神界も狙っている様子だし。ますます聖哉の活躍が期待されます。 

以上。「慎重勇者 〜この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる〜 」5話～8話感想。でした。ではでは。