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みなさま、こんにちは。
今回は、「シドニアの騎士」の見どころと、感想をお届けします。
奇居子(ガウナ)と呼ばれる、未知の生命体に太陽系を破壊された人類。地球から脱出し、移住できる惑星を目指す人類と、人類を狙い続ける奇居子(ガウナ)との戦いの物語です。
出演声優:逢坂良太、洲崎 綾、豊崎愛生、櫻井孝宏、金元寿子、喜多村英梨、大原さやか、子安武人 他
「シドニアの騎士」アニメ基本情報
レーベル、巻数:アフタヌーンKC、全15巻、新装版:全7巻
ジャンル:SFアクション
アニメーション制作:ポリゴン・ピクチュアズ
監督:静野孔文(第1期)、瀬下寛之(第2期)
放送期間、話数:
シドニアの騎士(第1期)2014年4月~6月、全12話
シドニアの騎士 第九惑星戦役(第2期)2015年4月~6月、全12話
第1期
オープニングテーマ「シドニア」/ angela
エンディングテーマ「掌 -show-」/ 喜多村英梨
第2期
オープニングテーマ「騎士行進曲」/ angela
エンディングテーマ「鎮魂歌 -レクイエム-」/ カスタマイZ
劇場版アニメ
「劇場版 シドニアの騎士」
2015年3月6日公開、2週間の限定上映。
第1期の全12話を再構成し、新規シーンやTV版未公開カットを追加したダイジェスト版。音響効果も再制作されました。
「シドニアの騎士」あらすじ
奇居子(ガウナ)と呼ばれる生命体によって太陽系が破壊された1000年後の未来。種の存続を賭けて繁殖と生産を維持しながら宇宙を旅する「播種船(はしゅせん)」を建造した人類は、太陽系を脱出して移民できる惑星を求め航海していた。
谷風長道(たにかぜ ながて)は祖父と2人で暮らしていた。祖父の死から3年たち食料が尽きたため米泥棒として捕まる。そこで、谷風はシドニア船員としての登録記録がなく、祖父は15年以上前に死亡扱いになっていたことを知る。谷風を引き取りに来た落合(おちあい)に連れられ、谷風の身元引受人になる艦長の小林から、ここが播種船「シドニア」であり、最下層部でいままで暮らしてきたことを知る。人型兵器「衛人(もりと)」の操縦士訓練生として抜擢され、星白閑(ほしじろ しずか)や科戸瀬イザナ(しなとせ いざな)と正規操縦士を目指す。 引用:wikipedia
「シドニアの騎士」の主な登場人物
谷風 長道(たにかぜ ながて)
・社会生活の基本的な知識が無い。性格は優しく、純朴。
・操縦士としての技術が高い。訓練生ながら、伝説の機体「継衛(つぐもり)」に乗る。
・声優:逢坂良太さん
星白 閑(ほしじろ しずか)
・優しく、仲間思いの性格で女性らしい。長道に淡い恋心を抱く。
・長道の心に深く残る存在。
・声優:洲崎綾さん
科戸瀬 イザナ(しなとせ イザナ)
・男でも女でもなく、相手に合わせて性別が変化する。
・優しい性格で、長道をいつも気遣っている。
・声優:豊崎愛生さん
白羽衣 つむぎ(しらうい つむぎ)
・幼い精神を持ち、長道、イザナと接することで成長していく。
・性格は穏和で礼儀正しい。長道のことを異性として意識している。
・声優:洲崎綾さん
「シドニアの騎士」の世界観
「シドニアの騎士」の世界観を少しだけご紹介します。
奇居子(ガウナ)
太陽系外宙域で人類が遭遇した外宇宙生命体。基本構造は丸い本体があり、それを外皮である胞衣(エナ)が包み込んでいる。本体を破壊しないかぎり、永遠に再生し続ける存在。
- 胞衣(エナ)
ガウナ本体を覆う物質で、人間を捕食する時もある。複雑な機構や、捕食した人間の形状、遺伝子情報などを再現することが出来る。
シドニア
ガウナによって地球を失った人類が建造した、500隻の播種船(はしゅせん)のひとつ。軍用艦でもあるため、最高責任者は“艦長”。
船内には50万人程度の船員が収容できる居住区、有機物を循環利用できる有機転換炉や海洋植物を繁殖させる海水槽などがある。人工降雨や降雪器の使用により、ひとつの生態系として機能するようになっている。
他の船とは音信不通であり、シドニアは完全孤立状態にある。
- シドニア人
遺伝子改造により光合成が可能のため、大量の食糧を必要とせず、食事は1週間に1回程度で十分となっている。男性でも女性でもない“中性”やクローン人間も存在する。寿命は不明で、100歳以上の人間も多数存在する。 - 光合成
シドニア人が遺伝子改造によって得た能力。光エネルギーを人間が体内で活用できるエネルギーに変換することができる。(小型のライトでも可能。)
基本的に裸で行うので、相手を光合成に誘うことは、食事に誘う以上の意味がある。
衛人(もりと)
シドニアに配備されている人型の主力兵器。宇宙空間での戦闘や発掘作業などを行う。
- 継衛(つぐもり)
主人公、谷風 長道の専用機で、正式名称は「一七式衛人 白月改 継衛(いちななしきもりと しらつきかい つぐもり)」。
一七式衛人 白月は100年前に配備されていた衛人で、現存しているのはこの1機のみ。
過去の戦いで活躍した「撃墜王」と呼ばれるパイロットが乗機していた名機。長年保存・展示されていたが、近代改修を施したのち、長道の搭乗機となる。
「シドニアの騎士」見どころ
主人公、長道の秘密
物語の冒頭、米泥棒として捕まる主人公、長道。
彼にはいくつか秘密があります。
幼い頃からシドニアの最下層に祖父と二人だけで生活し、祖父の死後に食料危機によって上層部に姿を現すことになる長道。彼は何故最下層で生活していたのか。そして、面識のない艦長が身元引受人となり、衛人の訓練候補生にされた上、何故伝説の機体「継衛」に搭乗させられることになるのか。
彼の秘密は、シドニアの過去と未来に、大きく絡んでいるのだと分かってきます。
ガウナとの戦い
人類を必要に狙い続けるガウナ。本作のメインであるガウナとの戦いは、壮絶です。人類よりも遥かに強力な存在のガウナは、物語の初期ではガウナ1体に対し、数機の衛人で戦いを挑まねばならず、多数の戦死者がでることも珍しくありません。
そんなガウナに対し、人類は知恵を絞りながら自らの存続のため戦い続けます。
ラブコメ要素
壮絶なガウナとの戦いばかりではなく、本作はラブコメ要素も含まれていています。
主人公の長道は多数の女性から好意を持たれますが、この手の主人公にありがちな“天然たらし”。そして、ラッキースケベシーンも。
長道自身、年ごろの男子として“女子”“恋愛”に興味があるので、意識しているシーン(女子の下着が見えそうで見えない場面で、微妙な表情の長道)なども描かれていて、彼に好意を持っている女性とのやり取りも面白いです。
星白 閑(ほしじろ しずか)の存在
“天然たらし”の長道ですが、唯一、個人的に意識するのが星白 閑(ほしじろ しずか)です。
作中、急速に距離を縮める二人は“相思相愛”になる直前、ある悲劇に見舞われます。そして、彼女の存在は1期、2期を通して、長道の心に影を落とすことになります。
「シドニアの騎士」新作映画
2021年公開予定として、映画『シドニアの騎士 あいつむぐほし』の制作が発表されました。
舞台は第2期から10年後のシドニア。
原作者である弐瓶勉さんが総監修を担当され、原作では語られていないエピソードも含まれるオリジナル作品。
そして、アニメ「シドニアの騎士」の完結編です。
「シドニアの騎士」感想
リアル放送時に原作を書店で見かけ、ずっと気になっていた作品です。(最近になって、やっと全話視聴したわけですが。)原作は未読。
主人公が、米泥棒で捕まるところから物語が始まるのが斬新(笑)
物語の冒頭部分から主人公には、“何か秘密がある”と思わせるので、その秘密とは何だ?と興味をそそられます。
見どころのところでも書きましたが、未知の生命体“ガウナ”との壮絶な戦いの合間に繰り広げられる、恋愛模様や日常が良いバランスで物語に入ってくるので、中だるみ無しで視聴できます。
おすすめ度は
です。「シドニアの騎士」まとめ
作品自体、気になっていたのですが、がっつり手書きの「セル画」アニメで成長してきた管理人は、人物が3Ⅾのアニメが苦手で、なかなか視聴に踏み切れなかった訳です。
しかし、見始めたら違和感が無くなっていました。ストーリーも面白く、作画崩壊なんてのも皆無。
シドニアは軍用艦であり移民船でもあるので、マクロスっぽいですが、こっちのほうが閉鎖的な感じがします。マクロスと違って船団じゃないしね。
あと、年齢不詳の登場人物がたくさんいます。(笑)
日本的な要素がたくさんあって、シドニア内の通貨は“円”、重要文化財も存在し、屋台がでるお祭りがあったり、居酒屋があったり。そして、衛人の命名が「✖✖式」というのも、ゼロ戦を思い浮かんだりしました。
Angelaが担当しているオープニング2曲は、“軍歌”っぽく、歌詞同様に曲調が熱いです。
原作が完結しているので、アニメも完結まで制作して欲しいなぁと思っていたところ、2021年に公開予定の劇場版の制作決定(しかも完結編)を知って、驚き&うれしい管理人です。
以上。「シドニアの騎士」の見どころ、感想でした。ではでは。
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注意:本ページの情報は2020年7月時点のものです。最新の配信状況は U-NEXT サイトにてご確認ください。
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