【おすすめファンタジーアニメ】「魔法使いの嫁」天涯孤独で生きる希望のない少女が、異形の魔法使いとの出会いによって、世界の美しさを知る物語。

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©2017 KURE YAMAZAKI/MAG GARDEN・MAHOYOME PARTNERS
画像引用: TVアニメ「魔法使いの嫁」公式Twitter

みなさま、こんにちは。
今回はおすすめアニメ、「魔法使いの嫁」をご紹介したいと思います。

天涯孤独で灰色の人生を歩んでいた少女が、異形の魔法使いと出会うことによって、自らの世界に色が付いて行く物語。
現代社会で共存する妖精や精霊、ドラゴンなど異形のモノも入り交じって進む物語は幻想的で、ファンタジー好きにはたまらない作品です。

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「魔法使いの嫁」アニメ基本情報

「魔法使いの嫁」の放送期間、基本情報をご紹介します。

作者:ヤマザキコレ
出版社:マッグガーデン
掲載誌:月刊コミックガーデン
レーベル:ブレイドコミックス
巻数:既刊12巻
ジャンル:ファンタジー
アニメーション制作:WIT STUDIO
監督:長沼範裕
キャラクターデザイン:加藤寛崇
音楽:松本淳一
アニメ放送期間、話数:2017年10月~2018年3月 全24話

原作はヤマザキコレさんの漫画で、現在も連載が続いています。

同人誌即売会用に制作されたものが原点で、編集者の目に留まったことによって、現在の出版社で連載されることになりました。 

2016年3月に第5巻初回限定版にてドラマCD化、コミック第6、7、8巻は完全オリジナルアニメーションDVD付き特装版も発売され、2017年にTVアニメ化された人気作品です。

TVアニメ「魔法使いの嫁」公式サイト

「魔法使いの嫁」あらすじ

生まれつき人には見えないモノを見聞きできる羽鳥智世(ハトリチセ)は、その力のせいで家族、他人からも疎まれる存在だった。 

孤独と不幸に打ちのめされたチセは、謎の男に誘われるがままイギリスに行き、闇のオークションで自らを「商品」として競売に出る。

夜の愛し仔(スレイ・ベガ)と呼ばれ、希少価値のある存在だったチセは、500万ポンドもの大金で、異形の魔法使いエリアスに競り落とされる。
そしてエリアスは、チセを弟子(パピー)に、そしてゆくゆくは未来の花嫁にすると言い放った。

エリアスとの出会いによって、チセの世界が変貌する。

「魔法使いの嫁」の登場人物

「魔法使いの嫁」に登場する主なキャラクターをご紹介します。

羽鳥 智世(はとり ちせ)

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画像引用: ヤマザキコレ原作 アニメ「魔法使いの嫁 星待つひと」公式サイト
・主人公。日本人、15歳。
・夜の愛し仔(スレイ・ベガ)という存在。妖精や精霊などが見え、会話も出来る。
・孤独で不幸な生い立ちから、自分の命に対して消極的。
・性格は冷静で物静かだが、頑固な一面もある。
・声優:種﨑敦美さん

エリアス・エインズワース

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画像引用: ヤマザキコレ原作 アニメ「魔法使いの嫁 星待つひと」公式サイト
・もうひとりの主人公。異形の魔法使いで年齢は不詳。
・現在では少なくなった本物の魔法使いで、かなりの実力者。
・引きこもりで人間嫌いの世捨て人。
・冷静で穏やかな紳士的な性格だが、常識に欠けている部分がある。
・声優:竹内良太さん

シルキー

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画像引用: ヤマザキコレ原作 アニメ「魔法使いの嫁 星待つひと」公式サイト
・エリアスの家に住む、家事妖精(ブラウニー)
・非常に無口な女性。通称「銀の君」
・家事全般をこなし、チセの服は彼女が作っている。
・声優:遠藤綾さん

ルツ

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画像引用: ヤマザキコレ原作 アニメ「魔法使いの嫁 星待つひと」公式サイト
・チセの使い魔「墓守犬」(チャーチグリム)
・普段は犬の姿だが、必要に応じて人間の姿にもなれる。
・チセにとって優秀なパートナーであり過保護なお兄さん。
・声優:内山昂輝さん

アンジェリカ・バーレイ

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画像引用: TVアニメ「魔法使いの嫁」公式サイト
・ロンドンに住む魔法機構(マギウス・クラフト)技師。
・魔法使いで、父親の代からエリアスと付き合いがある。
・チセの良き相談相手。
・声優:甲斐田裕子さん

リンデル

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画像引用: TVアニメ「魔法使いの嫁」公式サイト
・「白花の歌(エコーズ)」と呼ばれる魔法使い、推定年齢500歳以上。
・ドラゴンが住む竜の谷の管理人
・実質的なエリアスの師匠。チセのことは孫のように思っている。
・声優:浪川大輔さん

サイモン・カラム

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画像引用: TVアニメ「魔法使いの嫁」公式サイト
・エリアスたちが住む村の神父。
・10年前からエリアスの監視をしている。
・エリアスの人間バージョンの顔のモデル。
・声優:森川智之さん

ミハイル・レンフレッド

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画像引用: TVアニメ「魔法使いの嫁」公式サイト
・魔法使い嫌いで有名な魔術師。33歳。
・エリアスによく突っかかるが、実力は認めている。
・優秀な魔術師。真面目で堅物だが、かなりの世話好き。
・声優:日野聡さん

アリス・スウェーン

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画像引用: TVアニメ「魔法使いの嫁」公式サイト
・レンフレッドの弟子で護り手。18歳。
・元ストリートチルドレンで、レンフレッドに拾われる。
・似た境遇のチセと仲良くなる。
・声優:田村睦心さん

カルタフィルス / ヨセフ

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画像引用: TVアニメ「魔法使いの嫁」公式サイト
・エリアスよりも長い時を生きている、不老不死の存在。
・自分の目的の為には、他者を犠牲にすることも躊躇しない。
・声優:村瀬歩さん
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「魔法使いの嫁」の世界観

「魔法使いの嫁」の舞台は現代のイギリスで、「ハリーポッターシリーズ」など、イギリスのファンタジー小説の要素も取り入れられています。

夜の愛し仔(スレイ・ベガ)

魔力の生産、吸収に優れた存在で、妖精や精霊を引き寄せてしまう。

妖精や精霊の力を借りて、「奇跡」を起こす魔法使いとしての潜在能力は高いが、魔力による肉体の負荷が大きいため、寿命が短い。

希少価値のある存在なので、価値を知るものから常に狙われる。

魔法使い

妖精や精霊など、人とは違う存在から力を借りて「奇跡」(魔法)を起こす存在。
生まれ持った先天性から能力に個性がある。
普通の人より長命だが、その数は年々減少している。

「魔法使い」はコンピューターの管理者のような存在。

魔術師

「魔術」という化学を用いて、「魔法」と似た結果を生み出せる存在。
やれることは魔法使いよりも少ないが、道具などで補っている。
減少傾向にあるが、「学院(カレッジ)」で研究や後進の育成を行っている。普通の人間。

「魔術師」はコンピューターのハッカーのような存在。

妖精

人には見ることも、感じることもできない存在。
魔力を持ち、魔法使いにその力を貸すこともある「隣人」で、様々な大きさ、外見の者がおり、大体は悪戯好き。

「妖精」ではなく「お隣さん」、「良い友達」と呼ばれることを好む。

OAD「魔法使いの嫁 星待つひと」

「魔法使いの嫁」は作者原案による完全オリジナルアニメーションが、TV放映以前の2016年に制作されています。

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画像引用: ヤマザキコレ原作 アニメ「魔法使いの嫁 星待つひと」公式サイト

アニメは前、中、後編の3部で構成され、それぞれ第6巻、7巻、8巻の特装版DVDとして発売されました。
また、コミックの出版に先がけて、前編は2016年8月、中編は2017年2月、後編は同年8月に2週間限定でイベント上映されています。

内容は、チセがエリアスと出会う前(幼少期)のお話で、日本で出会った魔法使いとのエピソードがメインになっています。

ヤマザキコレ原作 アニメ「魔法使いの嫁 星待つひと」公式サイト 

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「魔法使いの嫁」の見どころ、魅力

「魔法使いの嫁」の見どころ、魅力をご紹介します。

現代世界と共存するあちら側の世界

「魔法使いの嫁」には現代世界と共存する妖精や精霊たちが存在し、ロンドンなどの都会、エリアスたちが住む村など人間の身近にいます。

ドラゴンは特定の場所のみ存在していますが、彼らが住む世界は雄大で、まさにファンタジーの世界。

妖精、精霊などは場面によって可視化されていて、異形のモノも登場しますが、可愛らしい姿のモノは見ていてほっこりします。

チセとエリアスの関係

チセとエリアスの関係は、お話が進むごとに変化していきます。

最初は博識なエリアスがチセを導く、まさに師弟関係ですが、人間をあまり理解していないエリアスは、感情というものをチセに教えてもらうことになります。

時に父親と娘、時には母親と子供のような関係になるふたりは、お互いに失いたくない存在だと徐々に意識して行きます。

チセの変化

チセは幼いころから、周りの人間に疎まれ続けていた為、自分の存在に軽薄で、生きるということに執着していません。

しかしエリアスに出会い、様々な人間、妖精や精霊たちと出会うことによって、生きることの素晴らしさ、苦しさを知り、自らの過去と向き合い「生きたい」と思うようになります。

主題歌と挿入歌

主題歌もさることながら、挿入歌も作品を魅力的にしている要因のひとつです。

オープニングテーマ
「Here」/歌:JUNNA(第1話 – 第12話)
「You」/歌:May’n(第13話 – 第24話)
エンディングテーマ
「環-cycle-」/歌:糸奇はな(第1話 – 第12話)
「月のもう半分」/:歌AIKI & AKINO from bless4(第13話 – 第23話)
「The Legend of “The Ancient Magus Bride”」(第24話)/歌:Jessica
 挿入歌
(第3話)「リベロアーラ」/歌: 坂本美雨
(第5話)「君の行方」/歌:KOCHO
(第6話)「精霊の舞 〜Dance of the Spirit」/歌:KOKIA
(第8話)「アンノドミニ」/歌:北條響
(第11話、第12話)「イルナ エテルロ」/歌:竹中大地
(第14話)「Rose」/歌 Kaco
(第18話、第24話)「花数え」/歌:新居昭乃
(第22話)「Story」/歌::コトリンゴ

オープニングを担当されているのは、「マクロスシリーズの歌姫」として有名なJUNNAさんとMay’nさん。疾走感のある曲調が魅力的です。

 後半のエンディングは「アクエリオン」のオープニングを担当されていたAKINOさんとその兄妹ユニットbless4の一員であり、弟さんのAIKIさん。
ふたりのハーモニーは美しいです。 

挿入歌も、作曲家坂本龍一さんの娘さんである坂本美雨さん始め、多くの方が参加され、作品を盛り立ててくれています。

「魔法使いの嫁」まとめ

天涯孤独で、生きることに消極的な少女、チセ。
彼女は競売で自分を競り落とした、異形の魔法使いエリアスと生活を始める。さまざまな人間や妖精、精霊たちと接するうちにチセの世界は広がって行き、生きることの素晴らしさ、苦しさを知り、自分の過去に向き合って行きます。

この作品を知ったのは書店で、「TVアニメ化」という帯をつけられたコミックを見かけたのが最初です。

ちょっと面白そうかも。と思い、作品情報をチェック。出演者に日野聡さんのお名前を発見し、視聴が決定しました。(ほぼ出演者狙いのミーハーですね。)

しかし、さすが宝島社の「このマンガがすごい!」の上位ランクされるほどの作品。
アニメの話数を重ねるごとにお話に引き込まれ、続きが早く見たいと思える作品でした。

現在はチセが聴講生、エリアスが臨時講師として所属することになる学院(カレッジ)編が連載されているので、こっちもアニメ化してくれないかなーと期待している作品です。

 以上。「魔法使いの嫁」のご紹介でした。ではでは。

 

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注意:本ページの情報は2020年3月時点のものです。最新の配信状況は U-NEXT サイトにてご確認ください。

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