みなさま、こんにちは。
今回は、2019年秋おすすめアニメでご紹介した「慎重勇者 〜この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる〜 」1話~4話の感想をお届けします。
PV初見で笑ってしまったこのアニメ。リスタと聖哉の世界救済はどう進んでいくのでしょうか。
第1話 「この勇者が傲慢すぎる」
女神リスタルテ(リスタ)は、難度Sレベル世界「ゲアブランデ」救済のために、1憶人に1人の逸材、竜宮院 聖哉を勇者として統一神界に召喚する。
高身長でイケメン、ハイスペックな「勇者」聖哉の姿を見て、人間との恋愛は禁止と知りながらも、リスタは恋愛を意識。しかし、彼はそんな対象にはほど遠い存在だった。
「勇者」として、ゲアブランデ救済を聖哉に頼むリスタだが、簡単に拒否される。「珍妙なもの」扱いされるリスタ。「女神の威厳」で説得しようとするが、聖哉には通用しなかった。
ゲアブランデ行きが拒否できないと分かった聖哉は、ひとつの条件をリスタに出す。それは自分が納得できるまで、準備をさせろということだった。
その時、リスタは見落としていたことに気付く、彼の性格が「ありえないくらい慎重」だということに。
それから1週間待たされる羽目になったリスタ。1週間の筋トレの結果、聖哉のレベルはLv1からLv15に上がっていた。
「レディ・パーフェクトリー、準備は完全に整った。」
ようやくゲアブランデ救済へ乗り出す、聖哉とリスタ。エドナの町で装備を整えた聖哉は、初めてモンスター(スライム)を退治するが、その用心深い行動にリスタはドン引きする。
その後、魔王軍四天王の一人、ケオス・マキナと遭遇した二人。レベル差を知りつつも、作戦を考えるリスタを置き去りにし、聖哉は逃走する。
「待て、こらぁぁぁ。女神を置いて逃げるのぉぉぉぉ??」
今回のゲアブランデ救済活動
「何回(特技を)やんだよ。もうやめろよぉ。」「てか、スライム一匹にどんだけ。」
「慎重勇者 」第1話、感想
序盤から、聖哉に振り回されるリスタが面白いです。変顔で悪態をつく、聖哉の筋肉を見てよだれ、鼻血を出す女神さまが笑える。あと、突っ込みリスタベル。(鼻血シーンではリスタ同様、鼻血出てるし。)
そして聖哉。病的なまでの用心深さがまた笑いを誘います。聖哉の「得体の知れない者が作った、得体の知れないもの」(リスタが作ったおにぎり)の表現が、ツボに入りました。
1話はスライム一匹を全力退治。ケオス・マキナはステータスを確認後に逃走で終わっていますが、まぁ聖哉はまた全力退治するんでしょうね。
第2話 「新米女神には荷が重すぎる」
ケオス・マキナから逃げ切り、統一神界へと戻った聖哉とリスタ。戻る早々、聖哉はトレーニングの邪魔だから出て行けと、リスタを部屋から閉め出す。「あいつはスライムの何倍も強い。」
リスタはまた、聖哉の「準備」ができるまで待つことに。
2日経っても、準備完了のブザーが鳴らないことに痺れを切らしたリスタは、水晶を使い、ゲアブランデの様子を見ることにする。そこにはエドナの町の人たちを襲う、ケオス・マキナの姿が。そして、町で偶然知り合った少女の父親が、今まさに殺されようとしていた。
「エドナの人たちを助けて欲しい。」とリスタは懇願するが、耳を貸さず筋トレに励む聖哉。その姿にリスタは落胆する。捨て台詞を吐き、部屋を出て行こうとしたリスタに、何故、自分が入念な準備をするのかを説明する聖哉。その説明にリスタは自らの考えを改める。そして、2日間で聖哉は、Lv15からLv21へレベルアップしていた。
「レディ・パーフェクトリー、準備は完全に整った。」
エドナへと向かった聖哉とリスタ。聖哉と対峙したケオス・マキナは奥の手「グレイター・デーモン」へ変貌する。その力の差に驚くリスタだったが、聖哉は落ち着いていた。その理由は「フェイク(偽装)」スキル。本来のレベルを偽装しながら、慎重にレベルアップしていた聖哉の本当のレベルは、Lv37だった。
「び、病気、もうこれは完全なる病気。」
グレイター・デーモンを倒し、エドナの町を救った聖哉は、町の人たちとリスタに感謝される。歓迎の宴に誘われるが、聖哉は、自分にはまだやることがあるからと断る。そして、グレイター・デーモンの消し炭を集め始めた。
スライム同様、執拗なまでに火属性の特技で、グレイター・デーモンの消し炭を消滅させようとする聖哉。
「いや、これ、なんの祭り??」
そして、聖哉はとどめとして奥義を放った。結果、聖哉の奥義でエドナの町は壊滅してしまう。エドナを追い出された聖哉とリスタだったが、命を助けた少女の父親に、お礼として金貨を貰う。次の町へと聖哉を誘うリスタに対し、聖哉は神界に戻り、修行をすると言い出す。リスタは、渋々神界への門を開けることにした。
「本当に大丈夫かしら。この勇者。」
今回のゲアブランデ救済活動
・特技数回でグレイター・デーモンの消し炭を完全消去。
・とどめの奥義で、エドナの町が壊滅。
「てめぇ。いつまでやってんだ!」
「慎重勇者 」第2話、感想
マイペースで、考えが良く分からない聖哉ですが、今回のお話で少しはゲアブランデのことを考えているのかな。と感じました。
リスタもすこーし見直した感じですね。まぁ、リスタに対する扱いは相変わらずですが。
今回の笑いのツボは、グレイター・デーモン退治後から終盤まで。
特に聖哉に抱きつき、匂いを嗅いでるリスタとか。いや、女神さま。だよね。
あと、1話に比べてリスタの突っ込み口調が、過激になってる気がする・・・
第3話 「この勇者は身勝手すぎる」
神界に戻り、相変わらず筋トレに励んでいる聖哉。リスタは、先輩女神アリアドア(アリア)に聖哉に対する愚痴を、聞いてもらっていた。そこに聖哉が現れ、筋トレでのレベルアップはもう見込めないと告げる。
「筋トレの限界、来たぁ!!」
リスタは、モンスター退治でのレベルアップを勧めるが、「リスクが高い。」と聖哉は拒否。そこでアリアは、神界にいる神に稽古を付けてもらってはどうかと、聖哉に提案する。
アリアは「剣神セルセウス」に、聖哉の修行の相手をして欲しいと頼む。快く引き受けたセルセウスだが、聖哉の言動に戸惑う。二人の様子にリスタは、いつの間にか立場が逆転していると感じるが、セルセウスの強さを知るリスタは、聖哉の天狗の鼻もへし折られ、少しはまともな「勇者」になるのではないかと期待する。
昼休みの食堂で、セルセウスを見かけたリスタは、毎日聖哉の様子を聞くようになるが、日を追うごとに彼の様子が、おかしくなっているのに気づく。修行開始から4日後、リスタは食堂の裏で膝を抱えうずくまる、セルセウスを見つける。
「リスタルテ、心して聞け。いいか。あの勇者は病気だ。」
聖哉に発見され、引きずられて行くセルセウスを横目に、リスタは大女神イシスターの呼び出しに応じる。そこでリスタは、次の町「セイムル」に危機が迫っていること、勇者の仲間になる人物がその街にいることを聞かされる。
ゲアブランデ行きを聖哉に告げると、意外にもすんなり聖哉は了解するのだった。
「レディ・パーフェクトリー、準備は完全に整った。」
セイムルの町にはアンデッドの軍勢が迫っていた。聖水を手に入れ、仲間が待つ教会へと向かう聖哉とリスタ。教会でこれから仲間になる、マッシュとエルルを神父から紹介されるが、聖哉は突然、神父に聖水をかけた。神父はその正体を現す。
聖哉は、アンデッドだった神父を難なく倒し、その後、念入りな後片付けに取り掛かろうとする。危険を察したリスタは、マッシュたちを教会の外に連れ出す。その直後、聖哉は奥義を放った。
「ほら。来たぁぁ!」
そして、聖哉はアンデッドを教会ごと完全消滅させたのだった。
病的な聖哉の言動に引きつつ、マッシュとエルルはお互いに自己紹介をするが、二人のレベルを確認した聖哉は意外な言葉をつぶやく。
「いらん。超いらん。」
今回のゲアブランデ救済活動
・退治後、奥義でアンデッドを教会ごと完全消滅。
「いや、教会まで消滅してっけど!」
「慎重勇者 」第3話、感想
仲間が増えることに、テンションが低くなる勇者を初めて見ました。
今回の笑いのツボは、やっぱりセルセウスさんの災難。修行風景は出て来ていませんが、聖哉のことだから、えげつないことをしてそう。今より100倍強くなりたいって、どんだけ。
馬乗りで殴っておいて「この男から得るものは、もう何もない。」って散々ですわ。セルセウスさん、勇者恐怖症に陥ってそうです。というか、剣神としてやって行けない状態かも。
1話でも登場していた女神アリアドア。聖哉を見て驚きますが、リスタの勘繰り(女神たらし)とは違った意味での驚きなのでは、と思いました。
そして、初登場の大女神イシスター。藩恵子さんのお声を久々に聞けて、うれしいです。昔同様に、やわらかい声質は健在でした。
3話は「仲間、完全拒否」で終わりましたが、今後、マッシュとエルルがどのように仲間になっていくんでしょうか。
第4話 「仲間なんて超いらなすぎる」
マッシュとエルルに「超いらん」宣言をする聖哉。村に帰れとまで言われ、憤慨するマッシュをエルルがなだめていると、そこに帝国騎士団が現れる。彼らは、アンデッド討伐に協力をすると申し出るが、聖哉に「超いらん。」と言われ、断られる。
「超いらないのですかぁぁ!」
そして、騎士団と一緒に町を守るぐらいは出来るだろう。と聖哉に言われたマッシュは、反発し、エルルと共にどこかへ行ってしまう。
リスタは協力を仰ごうと聖哉に言うが、返って来た言葉は「超いらん」だった。しかし、騎士団やマッシュたちの身を案じる言葉をつぶやいた聖哉を、リスタは少し見直すが、その直後、聖哉が言った言葉にショックを受ける。
「ちなみにお前も超いらん。」
ショックを受けるリスタを置き去りにし、聖哉は飛翔スキルを使い、アンデッドの軍勢へと向かって行った。
女神のプライドを傷つけられたリスタは、神界から飛翔のスキルを付与してもらい、聖哉を追う。
「女神、なめんな!おらぁぁぁぁ。」
よれよれに成りながらも、聖哉と共にアンデッドの軍勢の元にたどり着いたリスタ。そして聖哉は、魔法「メテオストライク」で、1万の軍勢を一瞬で壊滅させる。
数日後、リスタたちが滞在する宿屋に、エルルが訪れる。2日ほど前からマッシュの姿が消えたというのだ。そのころ聖哉は、新たなスキル「合成」にはまり、リスタの髪を触媒にしたアイテムを大量に作っていた。
そんなとき、勇者に献上したいと姿見の鏡が送られてくる。そこに映っていたのは、魔王軍四天王の一人・デスマグラに捕まったマッシュの姿だった。
拷問にも屈しないマッシュの姿に、聖哉は中々の根性だと褒める。そして、空間を切り裂く刃で、デスマグラの片腕を切り落とし、聖哉はマッシュの命を一時的に救う。
急ぎ神界へと戻った聖哉とリスタは、大女神イシスターにマッシュの居場所へつながる門を出してもらい、救出に向かった。
デスマグラからマッシュを救出した聖哉たちだが、そこにはデスマグラが生みだした最強モンスター「ダークファイラス」がいた。
「レディ・パーフェクトリー、準備は完全に整っている。」
聖夜は、綿密な準備と合成アイテムの力で、「ダークファイラス」を難なく倒す。
後に残ったのは、恐れおののくデスマグラを片付けることと、その後の大掃除だった。
デスマグラのその後の運命を知るリスタは、マッシュを抱えながら、その場を退散。
「どうぞどうぞー。思う存分、ごゆっくりどうぞー。」
今回のゲアブランデ救済活動
・モンスター「ダークファイラス」を打撃技、合成アイテムで退治。
・魔王軍四天王の一人、デスマグラを退治後、奥義にて大掃除を遂行。
「1万5千ほどあったMPが、今や1万3千500しかない。」
「はぁぁ?まだ十分残ってっけどぉぉぉ!」
「慎重勇者 」第4話、感想
今回は民間に被害が無くて、良かったです。聖哉の勇者らしいかっこいいシーンが増えてますね。リスタじゃないけど、仲間なんていらないんじゃ?って思えるぐらいの強さです。
笑いのツボは「リスタウイング」からアンデッドの軍勢に行くまで。
聖哉との恋愛が捨てきれないリスタが笑えます。そして、リスタの扱いは相変わらず酷い聖哉。でも、名前呼びになって良かったね。リスタ。「生ちち」と「地肌見えてる羽根」の女神さまがツボでした。
今回、大女神イシスターが聖哉と初めて対面しますが、前回のアリアドア同様、ちょっと意味深な態度を取っているような気がします。
二人とも、聖哉のこと知ってるんじゃ?と思ったり。あと、アリアドアが唯一救えなかった世界のことも気になります。
今回の敵役、魔王軍四天王・デスマグラの声はうえだゆうじさん。ケオス・マキナのたかはし智秋さんといい、敵役の声優さんが豪華ですね。残り2人の四天王、そして魔王。誰が演じられるのかが楽しみです。
どうにか聖哉に認められた「なかよし村の有機マッシュルーム」ことマッシュ君ですが、「荷物運び」として採用??
「慎重勇者」第1話~第4話、感想まとめ
慎重すぎる勇者と彼に振り回される女神。設定が面白いと思って、視聴を開始しました。絵も綺麗だし、お話の展開もおもしろいです。
4話まで見て、聖哉、普通にかっこいいんだが。(慎重すぎる病気持ちでも)そして、案外優しい?と思いました。
そして、アリアドア、イシスターの言動を見る限り、聖哉の過去には何か謎があるのかな?とも思っています。
今後も、笑いのツボと聖哉のかっこいい姿を楽しみにしつつ、視聴していきます。
以上。「慎重勇者 〜この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる〜 」1話~4話感想。でした。ではでは。
コメント